ノンバンクでお金を借りたら常に元本と利息の割合を意識しよう!

ノンバンク、つまり消費者金融業者などは、銀行より手軽にお金を借りられて利便性が高いですよね。ですが、簡単に借りられる分、利息が高く付けられています。返済額が毎月同じでも元本があとどれくらい残っているのかを常に意識していると、余裕があるときにまとめて返済、などゆとりを持ってプランを立てることができます。

たとえば、50万円を借りて、2年間(24か月)で返済するとします。最初の1週間無利息というローンを利用したとして、その後の利息が18%だとします。すると、毎月の返済額は、24,818円になります。これが24回(最後は24,800円)続くと、だんだんいくら借りていてどれくらいの利息を払っているのかがわからなくなってきます。

この場合、最初の10回は利息分が5~7000円程度で、元本の返済額は月々20000円を切っています。ですが、残高は31万円ほどになっていますので、確実に返済はできています。11回目からは利息が4000円台から徐々に減っていき、24回で残高が0になります。

このように順調にいけばよいのですが、返済期間を延ばしたり、月々の返済額をもっと減らしたりすると、利息分が当然増えていきます。つまり、元本がなかなか減らない状況に陥ります。ですが月々の支払額が変わらないので案外気が付かなかったりもします。お金を借りる際には、ネットのシミュレーションなどを利用して、月々の支払可能額や返済期間などをしっかり調べてプランニングすることが大切です。

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